動線を考えた間取りの大切さ
家の中の動線は、実はいくつもあります。メインで家事をこなす人にとって大切になるのは、家事動線で、こちらがスムーズにいかないと家の仕事がストレスになってしまいます。そのため、日に何度も移動する場所や重いものを運ばなければならない場所への動線は、できるだけ短い距離にするよう間取りを工夫できます。また、家族みんなが関係するのが、生活動線です。こちらも家事動線と同様の考え方で間取りを配置できますが、加えて、朝の通勤通学時間帯に動線が交わらないようにすると、仕事や学校に遅刻するといったことを少なくできます。さらに、来客が多い家庭では、家族が使用するトイレや洗面所などと、お客様が行き来する場所が離れている方が使い勝手が良くなります。
収納は家の住み心地を左右する
間取りを考えるうえで大切にしたいのが、収納です。どこに収納スペースを置くか、どれだけの広さを確保するかは、暮らしの質を大きく左右します。収納の間取りで重視したいのは、使うものの近くに収納を設けることです。そうすることで、物の出し入れがしやすくなるだけでなく、片付けのストレスも減ります。収納がしやすくなれば、各自が自分自身で物を片付ける習慣が身につくメリットもあります。さらに、住んでいくうちに物が増えていくことを想定した収納スペースを考えることも大切です。注文住宅の利点を生かして、屋根裏収納を設けたり、ウォークインクローゼットを作ることで、持っている物をこまめに吟味できる収納スペースにすることもできるでしょう。
埼玉の注文住宅は、比較的広い敷地に建てられる場合が多く、外構のデザインや活用方法についても様々な選択肢が考えられます。